骨格標本展示会場 第2展示場

まいにち書くぞ。

エントロピー

は増大していく。そういうものである。人間のやるべきこととは、エントロピーを収束させることかもしれない。
つまり、生活をしていると部屋は汚れていく。新しいダンボールが増え、洗い物は溜まり、洗濯物は溜まり、取り込んだ洗濯物はソファの上に放置される。そうして増大しきったエントロピーを収束させる。ダンボールはリサイクルに出し、部屋は掃除機をかけ、洗濯機を回し、放置された洗濯物をたたむ。それはとても辛い行為だが、一方で妙な快感がある。
仕事もそうかもしれない。放っておけば次々にやることが溜まっていく。状況は変化し、未整理のものが増える。そういったものを整理して、タスクを減らしていく。
そういえば、あれもそうだな。最近ハマっているゲーム。オーバークック。あれも溜まっていく注文に対してやることを整理し、作業し、こなしていく。そこに妙な快感がある。
俺は、前に住んでいた部屋が汚れきってしまって掃除ができずにいた。増大しすぎたエントロピーは収束させることができない。その一方で、大きすぎるように見えるエントロピーも、分析していけば案外大したことがないこともある、と仕事をしていて学んだ。エントロピーを収束させる。こういった行為を大切にしたい。